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水簾洞流野鯉釣り

一言で鯉釣りといっても、釣人の数ほどの方法論というか、釣り方があると思います。
例えば、どんな竿を使うかということについても、長竿がよいという人もいれば、私のように短竿が扱いやすく、結果もベターであるという方もいる筈です。
また、複数の竿を同時に使う釣り人もいれば、一本の竿でOKという方もいるでしょう。
ここでご紹介する「釣り方」はこれがベストということではなく、あくまでも水簾洞流であり、ご参考にしていただければ幸いです。

水簾洞主人の釣り場紹介

  • 鯉釣り 鳥屋野潟百景から
  • 鯉釣り 鳥屋野潟百景から
  • 鯉釣り 鳥屋野潟百景から
  • 鯉釣り 鳥屋野潟百景から

私の釣り場は、新潟市南方に位置する鳥屋野潟(とやのがた)に接続する水路(河川)です。
鳥屋野潟は白鳥などの飛来地として有名で市街地にも近く、鯉を釣る同好の士も多くいます。

さて、この水路ですが、都市河川ですから当然流れもあります。
このサイトをご覧になった方がこれに類する場所で釣りをするときはこの、流れがあるということを念頭に入れておいてください。

もちろん潟にも鯉は生息しています。しかし老境にさしかかった水簾洞としては、足場の悪い潟の湖畔は避けています。

水簾洞流・鯉釣りの流れ

ステップ1水底を推理し、ポイントを探る。

≪ 延べ竿で水底を推理する ≫

河川に生息する鯉は、水底の深く窪んだところや流れの淀んだところに集まる習性があります。
そこで例年2月から3月にかけて、私の場合以下のような「水底調査」を行います。
この際、主たる目的はポイント探索であり、釣りはあくまでも「従」となります。

水簾洞流・鯉釣りの流れ

リールのついていない延べ竿で浮き付きの釣り糸を垂らした際、浮きが水面に浮いていれば、釣り針に付いている餌が着底していると考えられる。

水底が浅い この場所には鯉が集まりにくい
水簾洞流・鯉釣りの流れ

図1と同様に釣り糸を垂らした際、浮きが水面下に沈下していれば釣り針に付いている餌が着底していないと考えられる。

水底が深い 鯉が集まるポイントになる

ステップ2打ち餌(寄せ餌)を定期的に実行

鯉が集まるであろうポイントの目安がついたら、定期的に打ち餌を行います。ポイントになるべく精確に打ち餌をすることで、鯉は餌を求め更に集まります。
この際できれば、打ち餌は毎日定刻に行うとより効果があります。
いうなれば、野鯉を飼育する感覚です。

水簾洞流・鯉釣りの流れ

≪ 水簾洞流打ち餌 ≫

■時期 4~11月の間、なるべく定時に行う。
■打ち餌 打ち餌は小麦粉を原料にしたダンゴ状の練り餌です。
水簾洞オリジナルダンゴ餌!

ステップ3いよいよ、釣り本番

さあ、いよいよ釣り本番です。
リール付短竿の浮きなし竿で鯉が餌を求めて集まっているポイントに、精確に釣り糸を入れます。

≪ 水簾洞流フィッシング ≫

竿 リール付短竿を使用します。短竿は扱いやすく、ポイントへの打ち込みが容易です。
また、水簾洞流は複数の竿を並べ使用することはありません。
短竿にして単竿にこだわります。
打ち餌と同じものを使用します。
釣技 水簾洞の釣り場は流れのある水路(河川)です。
より正確なポイントに餌を入れるためには、流れを測りながら餌を送る技術、ルアーフィッシングでいう「ドリフト」が必要になります。
時期 打ち餌の時期と重なりますが、打ち餌の後3~7日位間隔をおいて釣り本番となります。

マナーを守り、楽しい釣りをしましょう。
内水面での釣りには、漁業協同組合(漁協)が発行する遊漁券が必要になります。

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