水簾洞ブログ
十月の晴釣雨読 ブラックバスがメダカを食う
ブラックバスがメダカを食う 秋月岩魚著
1999年 宝島社新書
本当の自分が余りにも体裁が悪いので
世間は皆 ご都合主義なんですよ。
この二冊の本を読み比べると、
在来種と外来種が問題の本質ではないって
ことがあからさまだ。
日本のスーパーで売られている
お米を除く 野菜、果物、肉、魚の
おおよそ70パーセントが外国からの
輸入食材だという事実は今更いうまでもないことで
その大半の理由がお買い得だからなのだそうだ。
ってことは、
ケチな僕らのカラだは外来種で出来ているのだ
つま先から頭のテッペンまで。
なんってこった!
道理で骨の髄までドケチなわけだ。
そんなケチで出来上がっている私たちの
仲間内で、
私たちが苦労して育んで来た日本産は
世界一高級だから海外に売り込めと
気勢を上げる超ド級のドケチ振りに我を忘れ
拍車をかける猛烈ドケチが現れはじめた。
自国の自給率さえ賄えないことを棚に上げ
自分たちは特別だと言い始めた。
在来種、
外来種の区別なく僕らの胃袋は僕らを育てている
脳ミソだけはコシヒカリとはずいぶん都合のいい話しだね。
繰り言になりますが
世の中に何の役にも立たないことに精を出す
所詮、釣り人は変わり者。
明日も竿を担いで行くだけです、それでいいです。
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