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十一月の晴釣雨読、赤い橋の下のぬるい水

赤い橋の下のぬるい水   辺見庸著

文春文庫

これは、実経験しているな。

 

赤い橋の下で黒人が鯉を釣る?

鯉を喰うために猟る異形を眺める、つまり普段の

常識などいとも簡単に狩られるってはなしだ・・・・・

著者は信じてもらえぬだろうがと言っているが

こういう女というか娘は確かにいる。

上になり ただひたすら集中している

この華奢なカラダのどこからってくらい

止めどもなく溢れる

密着する体重で逸物の付け根に溢れたぬるい水が

尻っの谷を伝い背中が温泉に浸る・・・

腰に張り付いた九の字の太ももとふくらはぎを妖水が覆う

どういう生き方をするとこういう風になっちまうのか。

上になってただひたすら集中している様子に、こちら側が

不安になったことがある。

辺見庸は一時期、

そういう妖精暗渠に夢中でのめり込んでいたって事だろう。

これは実話だ、文面にこそ出やしないが

その後の進展も自ずと知れ同類相憐れむ。完治したのかね・・・

朝日新聞女性記者人権なんたらってあったが

「こんなワタシでよかったら」って気前のいい

女こそよいものだ。

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