水簾洞ブログ
九月の晴釣雨読
大江戸釣客伝 上・下 夢枕獏著 講談社発行
命をかけて釣る。
生類憐みの令が下った。 商人、職人、侍と、いずれ劣らぬ
釣り極道たちが知恵の限りを尽くし、役人、奉行所と
渡りあう。
ご存じ夢枕獏、痛快釣り時代小説。
新潟市西港の閉鎖、タネムラと重なって、身に
詰り痛快には読めなんだ。
この本は港湾の閉鎖は世間の事情になど関係はなく
何者かの指示(利権)だと伝えている。 鯖 竹内栖鳳筆
生類憐令
徳川綱吉の命より、1682年より25年間つつ”き
その間、約100回以上の法令の見直しが有ったとされる
国が定めた動物愛護法。
綱吉を擁護する学者もいる、たった一人の人間の思い付き
で左右される組織の恐ろしさをわかっていない。
いつの時代にも
上に取り入る腰ぎんちゃくと太鼓持ちが空恐ろしい。
追伸、9.19.
築地市場の豊洲移転問題はタイムリーすぎて哀しい。
コメント