水簾洞ブログ
四月の晴釣雨読 黄昏流星群
黄昏流星群[萬代星の女] 弘兼憲史作
ビックスペシャル 小学館発行
「寒い国から 来た女」
厳冬暗夜の新潟市、坂内小路を西堀へ
抜けイタリヤ軒斜向かいのシャトービルのあのお店で
川口はゆかりを同伴しソシアルビルを曲り古町通をぬけ
雪降る東堀通を渡り例のラ・セーヌで大瀬をかわす。
新潟市の繫華街が忠実に描かれていることには驚いた
弘兼作品のリサーチはすごいわ、もはやマンガではないよ。
ラストの
冬が終え春爛漫のサクラ舞う散策路の川口と
ゆかりの死を知らせるうぐいすの場面は
未だ帰れぬ拉致被害者を思う新潟者にとっては
複雑な心境ではあります。
うぐいす啼き桜咲く四月の新潟市より
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